豚頭紀行U「中国在住まる3年を過ぎて・・・」

2002年9月17日 2:44


雑感と言いますか、しみじみ、
 中国在住まる3年が過ぎて、思うことは、

 いろいろな意味で、侮れない国だ、、、。

 日本人が簡単に馬鹿とかあほって言うように
 中国人は『神精病!』と言います。
 日本でキ○ガイなんて言うと、間違いなく
 喧嘩、または仲たがいすると思いますが、
 中国は『あいつは精神病だから、、、』的な
 使い方をしたり、
 もろ、日本語のばかっーっ!的な
 使い方で『神精病(センチンビン)!』と言います。

 ここ、龍華の町にも、日本で言う
 『キ○ガイ』的な人間?が、3人ぐらいいます。
 一人は20歳ぐらいの男性で、
 髪の毛が背中ぐらいまで垂れ下がり、
 汗と汚れで粘土のようになっており、
 いつもへらへら、こじきをするでもなく、
 どうやって生きているのか?すっごく不明です。
 はっきり言って、風向きによってはすぐにわかります。
 あと、40歳ぐらいのおばちゃんで、いっも、
 上半身はだかで、道路プチにしゃがんでいて、
 こじきをするでもなく、全財産と思われる、
 ずた袋をそばに、おいてただぼーっとしています。
 時には、ずた袋の中身を道路に並べ、
 ぼーっと、座っております。
 もう一人は、いつも、同じ橋のそばにいて、
 よだれを流しながら、川のほうを見ています。
 この3人は、ここ龍華の常連で、これ以外にも、
 時々、あっ!これは!あぶないっ!と思われる
 ひとが、、、、さまよっております。

 中国で、必ず喧嘩になる悪口は
 『王八蛋!(ワンバーダン)』で、
 英語のワンパターンから来ていると言うひともいますし、
 中国で一番頭が悪いと思われている亀(ワン)の
 八(バー)日本で言うばばあの卵(ダン)が語源と
 言う人もいます。
 中国には、ほんとに豊富なケナシ言葉があり、
 日本人として、頭にきても、
 「馬鹿!、カスッ!、あほッ!」程度で
 後が続きませんが、中国人の喧嘩を見ていると
 果てしなくケナシ言葉が出てくるように思えます。
 そんな中国人が、殴り合いの喧嘩をするのは
 少なく、見ていると、口から泡を飛ばしながら
 言い合いをしているがほとんどです。

 馬鹿というよりもう少し軽い意味で、
 「有毛病(ユウマオピン)!」というのも
 よく使われています。
 これ以外にも、
 「大回蛋(ターホイダン)!」とか
 「ターマーダー!」とか
 女性に対して
 「八婆(バーポッ)!」とか、
 日本語のあほに近い意味で
 「205(アーバイウー)!」とか、
 同じ意味で上海では、
 「13点(スーサンテン)!」とか
 言います。

 中国在住3年で言われ続けた、
 悪口の数々、忘れたくても忘れられません。

 てナわけで、中国人に負けないように
 日本語の悪口を思い出そうとしても、
 なかなか、中国人のようにすぐには
 口に出ません。
 くやしーーっ!

 中国の中国人が嫌がる、中国語講座でした。

 ではでは、再見!




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